「失神」凝視法から脱力失神。深い催眠状態のまま自分の意思とは関係なく手足が勝手に動き始める。「タイムストップ」悪戯をされても時間停止中は、快楽の虜になったまま帰ってこない。「夢遊人形」思考は軟化し、筋肉は弛緩する。身体のリズムは徐々に狂い始め、とり憑かれたように光から目が離せなくなる。「虚心」他人から用意された『幸せ』のエネルギーに支配される。「復唱変化」命令された『言葉』にだけ反応するようプログラムされた媒体は、意思も無く、主張もなく、ただ、従順に機能する。「ディープヒーリング」許容範囲を超える幾つもの喜びに支配され、魂は方向感覚を失う。自我は揺らぎ、肉体はその心地よさに引き付けられてしまう。虚心操作の真の魅力。
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